ちーっす、コットンカオっす。
わたしたちのzineをお取り扱いしてくれるお店が増えました!
横浜・白楽の六角橋商店街にある「猫企画」さんでーす。
おならzine「PU」(vol.1&1.5)、築地市場落書きzine「築地tweets」をこちらのお店においていただいてます。
納品がてらちょいと遊びにいってきました。
奥さんがタイ古式マッサージ、旦那さんが古本を営んでいるユニークな形態で店内になぜかこたつがあったり、飲み物1杯200円とかで売っていたりする自由な感じのお店です。(夜はぜったい店でお客さんと飲んでいるとみた・・)
白楽へ行くのははじめてだったけど、すごく隙が多くてよい街ねぇ。
おかんアートばかりが集まった、まるでおかんのインフォショップという風情の店や、
ファンキーなレコード店・GOKURAKUレコード、フジコ・ヘミング似のおばさんが無言で給仕してくれる唯一無二の絶品なパキスタンカレー屋さん。喫茶店には坂田明似のおじさん。などなど。
ちょっとのぞこうとすればすべて丸見えになってしまいそうな、窓が豪快に開け放たれた銭湯もありました。ちらと覗いていた富士山の絵が鮮烈に目に残ってます。
▲ブロンクスにでも迷い込んだかのようなGOKURAKUレコード
その時の野宿に手ごたえを感じた商店街のえらい人が「この商店街のキラーコンテンツになる!」と豪語したとか。高円寺の北中通り商店街、素人の乱に似た匂いを感じる…
なにやらマヌケで懐の深い街!今度はドッキリ闇市に遊びにいってみよう。
あ、商店街プロレスっていうのもあるそうです。
▲白楽がスッカリ気に入った模様のカオス収集家・坑くん
「おばさんがパリにはまるとどうしてもデカダンが張り付くのよ」と謎の名言。
▲パキスタンカレー”サリサリ”の看板。水を一切使わず調味料は塩だけ。
▲これは何のことやらよくわからなかった謎掛け
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最後に猫企画店主・寺田さんが教えてくれた「へこき三良」というおなら絵本をご紹介します。
作・絵の儀間比呂志さんは那覇出身の版画・絵本作家で沖縄・戦争などをテーマとした作品をいくつも残している沖縄を代表するアーティスト。かなりシリアスな題材から沖縄の風土の美しさまで幅広い作品を生み出しています。
「へこき三良(さんらぁ)」は沖縄の民話には欠かせない精霊キジムナーと村人の三良(さんらあ)の交流のお話。
キジムナーは赤い肌のこどもの姿で、ガジュマルに住んでいて、魚の目玉と相撲が好物で、屁がキライ。どんな話なのかな??
「この物語りとキジムナーの姿は、私が子どものころ母から聞いた話などをもとに、創作したものです。私のこの絵本から、キジムナーと貧しい島の百姓たちとの、あたたかい心のふれあいのなかに、きびしい孤島苦と、たびかさなる圧政のうちにもこのような愉快な妖怪をうみだした沖縄の人たちの、権力をオナラひとつで笑いとばすほどの、ふてぶてしい土俗的なユーモアを読みとってくだされば幸いです。」(作者あとがきより)
いっちゃぽーんと、さけた!