2010年10月10日、埼京線でジャズのようにとうとつに結成されたおなら系3人組“=3=3=3”の活動メモがここに記録されてゆきます。主な活動内容はおならzine制作、ファンシーテロなど。
“=3=3=3”の読み方は「プププ」でよろしくどうぞ。
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おるすばん
 カンパ嬢らめこ

おっす、ヤイヤイユキっす!
コットンが、SR3「サイタマのラッパー3」撮影のため深谷遠征中で、ラメ子はここんとこわが家に居候中!
デモに連れてって!とねだるラメ子と共に、先週末は「NO NUKES! ALL STAR DEMO2011」に行ってきましたよ。
その前の週の「911 原発やめろデモ!!!!!」で逮捕されちゃった友達へのカンパを募るカンパ嬢として、ラメ子大はしゃぎでああでもないこうでもないと道行く人に話しかけていました!(本日全員釈放だって。よかったー。)
カンパくれた方には、コットン製作の「今にみておれでございまシール」差し上げました。
どうぞ街のどこそこでご自由に使っておくれやす。
KILL THE TEPCO!!! FUCK THE POLICE!!!でございます。

デモの様子はこちらを!
(※ TC 3:23あたりに、ラメ子出没!)

この前の新宿のデモでは、横にべったりと張り付いていたおまわりさんも、この日はどこへやら。「敢えてニコッ!」テロが出来ないじゃないかー!
でも、のびのび出来ていいデモだね〜、デモはこうでなくちゃいけないよね〜と、ラメ子と道行く人に手を振っていたら!
このデモ自体にイライラしているおばさん(何故だろうか?)に、遭遇。
「原発いらないですよね〜ラメ子でーす」と話しかけたその瞬間、「つけあがってんじゃないわよ!!!!!!」の怒号に、ラメ子共々ぽかーん、でした。
横にいたナリタの兄貴も必死で笑いをこらえる始末!
いや〜なかなかないね〜、こういうの。
ラメ子、最近「かわいい、かわいい」ってばかり言われてたから、逆に新鮮!むしろ新鮮!!




そんなことも束の間、ラメ子ったらばアトミックサイトの殿方見つけてきて、パシャリ。
豪華すぎる、ドリカム??
※注(左:山川冬樹氏 右:伊東篤宏氏)


デモ終了後は、原田姉さんの作ったバッチの売り子も、ラメ子買って出ていましたわ。
ラメ子がしているバッチ「ちきゅうはおとなのものですか?」は、はーぴーさん作!






「え!!ま、まさか、ラメ子!!!!?」と後方で叫ぶ声がしたもんで、振り返ったらば、
クラウンアーミー先輩!!



クラウン先輩曰く「ラメ子ちゃんは、ぼくらの仲間になりたいって本当?」
うん、うん、ほんとうだよ、ラメ子の配色にひけをとらない方って、クラウンアーミー先輩くらいなもんだよ。



その後も、路上で名指しで呼ばれること幾度も。
ハーフの小さい女の子がそっと近寄って来て「だっこしてもいいですか」ってささやくので、
ええ、もうどうぞどうぞって差し上げた。
たくさんの人にかわいがってもらってよかったねー。


明日からは、私もラメ子もなんと深谷にライドン!!!
なにが待っているかしら。
被爆級(感動しすぎることに出会うと、いつもコットンはそう言う)の出来事がきっとまちうけているだろうことはもうわかっているんだ!
交通費は出ない、食事は持参、送迎はしない、のエキストラ募集に700人近い人々が集結するってことがどういうことか。
JOYのある方向になら、人のこころはいつだってどこまでだって飛んでゆけるのだな。
ああ、楽しみだ。
コットンもきっと今頃ほっぺアンパンマンみたいに輝かしているだろう。
早く会いたいね!!!


yaiyaiyuki








もし、私が逮捕されたら

おす!コットンカオっす。

もし私が逮捕されたら・・・、とゆったら
「救援隊も弁護士もいるから大丈夫。わたしが全力でたすけるよ!」
とヤイヤイユキ。
「ありがとう。わたしもユキがつかまったら、私も全力で助けるからね。」と誓い合う。なんなんでしょう、このやりとり。こんなこと誓い合う日がくるとは。
女の友情? フザケンナ!こんなこと誓いあわせんな。
 
もし私が逮捕されたら、

ガサ入れに来た警官たちは私の部屋から
一体なにを押収するのだろうか。
デモの写真に毎回写っているいう理由で
重要参考物としてまずラメ子が連行されるんじゃない!?
とユキ。笑ってしまうけど、よく想像してみた。
警察署で若い警官が押収品をチェックしながらリストに
「ぬいぐるみ(水玉)」と書き入れるところも。
他にも「”今に見ておれでございますよ”シール」「反原発ステンシル入りかっぽう着(「NO NUKES」、「母」、「美ちなる方へ」)」、「角隠し(額に”原発うらめしや”の文字入り)」と、怪訝な顔をしながら書き入れてることだろう。

もし私が逮捕されたら、

「差し入れはノコギリにするわね」
「ありがとう。柵をぶったぎるか、穴ほるかの二者択一ね。」
「ブラジャーはノーワイヤーのやつをよろしく」
「冷えちゃうといけないから絹と綿の重ね履きできる靴下ももってくね。」
「留置所でもひえとり!?」
「まゆげないと力が出ないから、いっそ今のうちにアートメイクしとく?」
「生理だったらお腹いたくてなんも反抗できないかも。。。」
この会話は全然架空のままごとって感じがしない。
すぐそこで起こるかもしれない出来事を想定した意思確認であって、
ファンシーな要素はなく現実のきわみだ。

もし私が逮捕されたら、

自分ではわりと真面目に生きてきたつもりで、
警察の世話になることなどないだろうと思っていた。
しいていえばゴミの分別がたまに適当だったり、
信号無視をしょっちゅうするし、間違えて多く渡されたおつりを
気づかずにもらったこともある。
かわいいもんさ。

もし私が逮捕されたら、

猫のトムとジェフはどう思うかしら。
逮捕されても、されてなくても、髪が短くても、長くても、
化粧してても、してなくても、太ってても、痩せてても、
動物は差別しない。
きれいな命がそこにあるだけ。

もし私が逮捕されたら、

大変!ますます嫁の貰い手がなくなっちゃう。
逮捕歴にこだわるようなちいさい男の人を
好きになることはたぶんないと思うから大丈夫。
こっちから願い下げだ!

もし私が逮捕されたら、

日曜に逮捕されたのは私ではない別の誰かだけれど
私だった可能性も同じようにある。
いつもそれを背後にジリジリと感じながら、デモにゆく。
きっと彼は私であって、私は彼。



今年おこなわれた、チェコの伝説のフォトジャーナリスト、ジョセフ・クーデルカの展示の際、美術館が発行しているフリーペーパーに学芸員の方が「僕たちは自由を奪われたことがない」というトンチンカンな文章を寄せていたこと思いだす。
クーデルカが生きた時代のチェコがどうだった、それにくらべて今わたしたちのいる日本がどうだ、とかそんなことは関係ない。
自由はそのひと個々が感じるものであって、別の場所や時代と比べて算出するものではないでしょう。

すくなくとも私は、
不自由で、不自由で、不自由で、不自由で、不自由で、不自由で、不自由で、不自由で、
しかたがない。

思ってしまったら、頭の中でそう思ってしまったものは誰にも止められない。
身体は奪われても、心の中はぜったいに自由なはずだから。
それだけはなにがあっても守らなければならないね。

仕事で自分が悪くないのに謝らなきゃならない時でも、
「申~し訳ございませんっっっ!!!!」って平身低頭でさっさと頭をさげながら
心の中では思いっきり舌をだそうね。
心の中は自由だから、
ありとあらゆる罵詈雑言を投げつけて、プププと笑ってやろうね。



BY cottonkyaori (=3=3=3 プププ)



京王線でポールダンス!したってええじゃないか
自由で自由の自由な魂、ラメ子。


悲しみパワー(The Sadness power)
おす!コットンカオっす 
9月の心のmyテーマはこれに決定!てやっ!





これは一晩で村人を皆殺しにした昭和の怪事件、津山三十人殺しの都井睦雄青年のルサンチマンを描いた田中登監督「丑三つの村」の宣伝コピーなのですが、
この事件はかの有名な「八つ墓村」のモチーフにも使われた伝統的な日本の陰惨なムラ社会を象徴した事件のひとつです。
これまではなぜこんな陰惨なものに自分が惹きつけられてしまうのか不思議だったけど
こんな現実(レヴェル8)に生きることがもはやとんでもない恐怖となった今、
この言葉に恐ろしさは感じられなくなった。

「皆様方よ、今に見ておれでございますよ」

古尾谷雅人演じる主人公の悲痛な遠吠えは、私の心の内にあるものといまピッタリと同調してしまっている。
なにを見ても、なにをしてても、何どもなんどもよぎるこの言葉。
どうしたって悲しくて、箸が転んだだけでも涙がでるでしょう。
誰に対してというのでも、何に対して、というのでもない
ただ目に見えないものに向かって呪詛を吐くしかない。
わたしはそれを”The Sadness Power(悲しい力)”となづけた。



この悲しみパワーの道連れには、私はやはり映画だと思った。
映画のなかでなら人はどんなに不道徳なことをしてもかまわないでしょう。
映画のなかでなら何を表現したって自由なのだから。

9月はこの気持ちをブロッコリーに持ち替えて、この映画にぶつけてゆきたいと思います。
ジャーン!


自主制作映画にもかかわらず、「釣りバカ」「男はつらいよ」の継承者を目指し、すでに2作も作ってしまった、北関東ヒップホップ映画のシリーズの最終章。今回は栃木県を舞台に日本のインディーズ映画史上初の数千人のエキストラを埼玉県深谷市に集めるという、とんでもない規模の撮影を敢行予定。
制作スタッフもプロの映画制作クルーはもとより、「SRサイタマノラッパー1、2」を見て続編をこの目で見たいぞ!と思って集まってくれているお客さんたちがボランティアスタッフとして制作のあらゆる局面に携わって重要な役割を果たしています。
素人も玄人も関係なく、自分が今見たいと思うものをこの眼で見るために皆この映画に関わっておるのです。
規模としても、内容としても、制作体制にしても、すべてが日本の映画業界初の試みになると思います。
9/23、34、25は埼玉県深谷市で野外フェスシーンの出演者エキストラを大大大募集中。
ぜひ、皆様方よ、ご一緒にライドンしてくださいでございますよ。




「SRサイタマノラッパー3 ロードサイドの逃亡者」は、いよいよ明日9/7から
クランクイン!とんでもない映画撮影、いよいよスタート。