2010年10月10日、埼京線でジャズのようにとうとつに結成されたおなら系3人組“=3=3=3”の活動メモがここに記録されてゆきます。主な活動内容はおならzine制作、ファンシーテロなど。
“=3=3=3”の読み方は「プププ」でよろしくどうぞ。
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もし、私が逮捕されたら

おす!コットンカオっす。

もし私が逮捕されたら・・・、とゆったら
「救援隊も弁護士もいるから大丈夫。わたしが全力でたすけるよ!」
とヤイヤイユキ。
「ありがとう。わたしもユキがつかまったら、私も全力で助けるからね。」と誓い合う。なんなんでしょう、このやりとり。こんなこと誓い合う日がくるとは。
女の友情? フザケンナ!こんなこと誓いあわせんな。
 
もし私が逮捕されたら、

ガサ入れに来た警官たちは私の部屋から
一体なにを押収するのだろうか。
デモの写真に毎回写っているいう理由で
重要参考物としてまずラメ子が連行されるんじゃない!?
とユキ。笑ってしまうけど、よく想像してみた。
警察署で若い警官が押収品をチェックしながらリストに
「ぬいぐるみ(水玉)」と書き入れるところも。
他にも「”今に見ておれでございますよ”シール」「反原発ステンシル入りかっぽう着(「NO NUKES」、「母」、「美ちなる方へ」)」、「角隠し(額に”原発うらめしや”の文字入り)」と、怪訝な顔をしながら書き入れてることだろう。

もし私が逮捕されたら、

「差し入れはノコギリにするわね」
「ありがとう。柵をぶったぎるか、穴ほるかの二者択一ね。」
「ブラジャーはノーワイヤーのやつをよろしく」
「冷えちゃうといけないから絹と綿の重ね履きできる靴下ももってくね。」
「留置所でもひえとり!?」
「まゆげないと力が出ないから、いっそ今のうちにアートメイクしとく?」
「生理だったらお腹いたくてなんも反抗できないかも。。。」
この会話は全然架空のままごとって感じがしない。
すぐそこで起こるかもしれない出来事を想定した意思確認であって、
ファンシーな要素はなく現実のきわみだ。

もし私が逮捕されたら、

自分ではわりと真面目に生きてきたつもりで、
警察の世話になることなどないだろうと思っていた。
しいていえばゴミの分別がたまに適当だったり、
信号無視をしょっちゅうするし、間違えて多く渡されたおつりを
気づかずにもらったこともある。
かわいいもんさ。

もし私が逮捕されたら、

猫のトムとジェフはどう思うかしら。
逮捕されても、されてなくても、髪が短くても、長くても、
化粧してても、してなくても、太ってても、痩せてても、
動物は差別しない。
きれいな命がそこにあるだけ。

もし私が逮捕されたら、

大変!ますます嫁の貰い手がなくなっちゃう。
逮捕歴にこだわるようなちいさい男の人を
好きになることはたぶんないと思うから大丈夫。
こっちから願い下げだ!

もし私が逮捕されたら、

日曜に逮捕されたのは私ではない別の誰かだけれど
私だった可能性も同じようにある。
いつもそれを背後にジリジリと感じながら、デモにゆく。
きっと彼は私であって、私は彼。



今年おこなわれた、チェコの伝説のフォトジャーナリスト、ジョセフ・クーデルカの展示の際、美術館が発行しているフリーペーパーに学芸員の方が「僕たちは自由を奪われたことがない」というトンチンカンな文章を寄せていたこと思いだす。
クーデルカが生きた時代のチェコがどうだった、それにくらべて今わたしたちのいる日本がどうだ、とかそんなことは関係ない。
自由はそのひと個々が感じるものであって、別の場所や時代と比べて算出するものではないでしょう。

すくなくとも私は、
不自由で、不自由で、不自由で、不自由で、不自由で、不自由で、不自由で、不自由で、
しかたがない。

思ってしまったら、頭の中でそう思ってしまったものは誰にも止められない。
身体は奪われても、心の中はぜったいに自由なはずだから。
それだけはなにがあっても守らなければならないね。

仕事で自分が悪くないのに謝らなきゃならない時でも、
「申~し訳ございませんっっっ!!!!」って平身低頭でさっさと頭をさげながら
心の中では思いっきり舌をだそうね。
心の中は自由だから、
ありとあらゆる罵詈雑言を投げつけて、プププと笑ってやろうね。



BY cottonkyaori (=3=3=3 プププ)



京王線でポールダンス!したってええじゃないか
自由で自由の自由な魂、ラメ子。


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